Contents
スポンサーリンク
結論から申し上げます。
これから投資信託を始める方は、”つみたてNISA”の枠を優先して投資信託を購入することをおススメします。
積み立てNISAとは、毎年40万円(月:約3.3万円)を上限に、投資信託やETF(上場投資信託)で得た利益を”非課税”でまるまる受け取れる制度です。
老後2000万円問題を皮切りに、金融庁が発表した個人の資産形成を後押ししてくれます。詳細は以下に解説しています。
そんなつみたてNISAの他に、非課税で運用出来る制度と言えば、”iDeco”と呼ばれる”個人型確定拠出年金”という制度もあります。
消費税が上がり続けている日本で、何故、税金免除の制度が作られているかという背景を考えることも重要です。
私個人としては、”自分達の老後資産は自分達で用意しろ”という政府からのメッセージと捉える他ないと考えています。
実際、積立NISA一つでも老後資金2000万円問題を大部分カバーできるので、投資信託の購入は、お得なつみたてNISAを利用することから始めるのが王道です。
積み立てNISAを利用すべき理由は以下3つ
●老後資金と相性が良い
●投資商品が厳選されている
以下、1つづつ解説していきます。
非課税で運用できる
前述したように、つみたてNISAの最大のメリットは、最長20年間の投資で得た利益が”非課税”となり、利益がまるまる受け取れるお得な制度です。
通常、投資で得た利益には、20%の税金が徴取されますが、つみたてNISAの枠で運用した利益にはそれがかかりません。
例えば下記のような設定で運用出来た場合、最終運用益がまるまる自分の資産として受け取れます。
投資元本:800万円(年40万円×20年間)
最終運用益:1370.1万円(利回り5%)
税金:なし
反対に通常の口座で運用した場合は、最終運用益に対し20%の税金が徴収されますから、1370万円に対し、約274万円の税金が徴取され、残った1096万円が手元に残ります。
投資元本:800万円(年40万円×20年間)
最終運用益:1370.1万円(利回り5%)
税金:約274万円
同じ投資信託の商品でも、つみたてNISAの枠で購入・運用するだけで、長い年月かけて得た運用益を税金にもっていかれずに済みますから、つみたてNISAを始めていない方は、まずはつみたてNISAを優先して始めることをおススメします。
老後資金と相性が良い
”投資は入金力が正義”と言われるように、投資でいち早く利益を上げるためには、数百万~数千万の投資資金が必須です。
ただ、僕のように月々の入金力が数万~という、お金持ちでない人が投資で大きな利益を上げるためには、複利効果を最大限に活かすためにも長期の投資戦略が必要不可欠です。
運用で得た収益を投資元本にプラスして再び投資することを言います。これにより利益が利益を生み運用益が膨らんでいきます。
金融投資の魅力は、この複利効果といっても過言でないのですが、あの有名なアインシュタインも、この複利効果を”人類最大の発明”と明言しています。
つみたてNISAは非課税となる対象期間が最長20年間と長期間で設定されていますから、複利効果も活かすことが出来ます。
30歳から始めれば50歳、40歳から始めれば60歳で受け取れば老後資金の大部分を確保することが出来るため、老後への不安を減らしつつ、今を生きることが出来ます。
投資商品が厳選されている
つみたてNISAで対象の投資信託は、政府により、優良な投資信託190本程度に厳選されています。
投資信託は、国内だけでも5000~6000本以上の数が存在していますが、手数料が高い割に成果が期待出来ないなどの、劣悪商品も多く混ざっているのも事実ですから、選ぶのが難しい初心者にとっては頼もしいですね。
スポンサーリンク
まとめ
結論、これから投資信託を始める方は、最長20年間の運用益を非課税でもらうことが出来る、つみたてNISAから優先して始めることおススメします。
もちろん投資は自己責任ですが、つみたてNISA対象の投資信託は、政府が厳選して選んでいる優良商品が多いので、初心者にとっては頼もしいですね。
つみたてNISAを利用し、少しでも老後不安を減らして、今を大切に過ごしていきましょう。
【補足】
つみたてNISAで投資信託を購入するにあたって、証券会社選びも重要となります。下記記事で解説してますのでご参考に。
おススメの証券会社は、業界最大手のSBI証券や楽天証券です。手数料が安く、つみたてNISAでクレジットカード積立も出来ます。僕も両方利用していますので、下記リンクを載せておきます。ご参考に。
スポンサーリンク
コメント