drip「PRESSo」と「PRESSo L」のレビューと僕の使い分け。

どうも。

株式会社 drip主催で制作された、キャッシュレス時代の理想の財布、「PRESSo」と「PRESSo L」について、

・ 良かったとこや気になったとこ
・ 僕が実践している2種類の財布の使い分け方

これらを紹介します。

両財布、こんな方におススメです。

「PRESSo（プレッソ）」のレビュー

【PRESSo ブラック】
キャッシュレス時代の理想の財布

2020年4月。僕が初めてdrip製品を購入した「PRESSo（プレッソ）」。

キャッシュレス時代に合わせて、必要最小限のカード類や非常用の現金が入るミニマルな財布を探していました。

そんな時Youtubeでモノグラフの堀口さんが「PRESSo」を発信しているのを見つけて、購入。

外観はカードサイズで手の治まり具合がちょうどいい。

薄さも僕の財布のイメージをよい意味で崩壊。

革は、オイルをたっぷり染み込ませている熟成革をふんだんに使っていて、革の経年変化が楽しめるのも面白い。

ビジネスシーンでも恥ずかしくなく、所有欲が高まる一品です。

3つのカードポケットがあり、1ポケットに2枚のカードを収納できます。

僕は1ポケットに1枚、合計3枚のカードを収納していますが、知らない間にカードが抜け落ちたってことは一度もありません。

最初は、2枚入れるとややきつめですが、経年変化で革が馴染んでくるのが面白く、「PRESSo」を育成していく感覚です。

お札ポケットには、3つ折りにしたお札を1〜2枚を常時入れていて、受け取ったレシートや紙のクーポンも一時保管しています。

キャッシュレス対応店での使い勝手は快適で、会計でスマートに「PRESSo」を取り出す度に気分も少し上がります。

反対に使用用途で苦労したこともありました。

それは、やはり小銭入れが小さかったということ。

公式サイトより、小銭は、6枚並べて収納可能とのことでしたが正直、収納枚数は少なく、取り出しずらいので毎回のストレスが生じます。

基本的には、キャッシュレス決済が出来る場所を選びますが、時には現金で買い物せざるを得ない時もあります。

小銭ポケットは、非常用のお札を使った時に発生する釣銭や切符などの一時保管場所として用いることが良さそうで、普段は何も入れていないほうが、財布も型崩れせず、ストレスフリーです。

また実際に友人・上司・後輩との飲み会やレジャーで、お札ポケットに5〜6枚以上のお札を挟むのに苦労したこともありました。

ただし、財布のサイズは、カードや小銭入れとトレードオフの関係です。

僕も用途によって財布を使い分けています。運用用途は以下にご紹介。

何より、経年変化が楽しめる熟成革をふんだんに使用しているため、自分の使用用途に応じて革の変化が楽しめるのも、drip製品の魅力と言えます。

「PRESSo L（プレッソL）」 のレビュー

【PRESSo L　ブラック】
ミニマルなのに小銭も鍵も入る財布

「PRESSo」購入から数か月後、「PRESSo L」が販売開始。

「PRESSo」のコンセプトを維持したまま収納力がアップデートされ、「PRESSo」を気に入っている人なら誰でも気になる財布。

即日完売を乗り越え、ついに「PRESSo L」を入手。

僕が購入したのはブラック。

ファスナーも黒一色で統一されておりミニマルな配色。

サイズ感は「PRESSo」より一回り大きい程度で、コンパクト感を保っています。

他のファスナータイプは、厚さ2㎝を超えるモノも多いですが、「PRESSoＬ」は、厚さ約1.8㎝と薄型です。

PRESSo同様、熟成革が使用されており、経年変化も楽しみです。

率直な感想としては、「PRESSo L」は、前述した「PRESSo」の弱点であった収納力を大部分カバー出来た財布と言えます。

トバログさんのYoutubeでも紹介されていましたが、カードや小銭、お札を詰め込んでもコンパクト感が維持されます。

外面にもカードポケットが一つあり、ファスナーを開かなくても、いつでもカードを引き出せます。

前述した「PRESSo」で苦労していた小銭やお札管理が、これで解決されやすくなるので、キャッシュレス時代に使いたい財布の決定版と呼ばれる声が多いのも納得。

ただ、そんな「PRRESo L」の弱点を上げるとしたら、2つ。

1つは、お札が2つ折りでは入らないということ。

僕は3つ折りや、4つ折りで収納していますが、慣れれば特に気にならなかったです。

お札の折れ線がどうしても気になる人や、お札を折ったり開いたりする手間が嫌でスピーディーに会計を済ませたい人には気になる条件かもしれないです。

2つめは、革が濡れないよう注意する点。これは、「PRESSo」でも同様。

drip公式HPによると熟成革について、

「経年変化が現れやすい加工を施しているため、使い始めは水分や擦れに非常に弱いデリケートな状態になっています。」と記述。しかし・・・

今、drip製品が気になっていて、小銭や収納なども含めて、多用途に使えるコンパクト財布がいいかもと考えている人は「PRESSo」よりも「PRESSo L」の方が、財布として万能に対応出来るので、おススメです。

「PRESSo」「PRESSo L」の使い分け

僕の「PRESSo」と「PRESSo L」の使い分けは、以下の通り。

前述したように「PRESSo L」が財布として万能なのに対し、「PRESSo」の利点は、なんといっても身軽さにあります。

そのため、基本は「PRESSo」で運用する方が、僕にとってはストレスフリーです。特にポケットに入れると「PRESSo L」との重さやサイズ感の違いがよく分かります。

ただ、友人と飲みにいったり、レジャーなどの場面では相手に迷惑をかけれませんから、小銭がたくさん入りながら、コンパクトさを保ってくれる「PREESo L」が役に立ちます。

実際、引きこもり気質で、あまり外出機会が無い僕にとっては、「PRESSo」が活躍しています。

「PRESSo」を使用していると、小銭がたくさん入らないため「お札は使わないようにしよう」という意識が生まれ、無駄遣いが減ったのは思わぬ効果でした。

まとめ

身軽さ重視で、小銭が出てもポケットにしまうから大丈夫！という方や、用途に応じて使い分けたい！という方は「PRESSo」がおススメです。

反対に、カードやお札の他、小銭入れも無いと不安だけど、コンパクトな財布がいいという方は、「PRESSo L」が万能でおススメです。

▼▼他のdripの財布が気になる方はこちら▼▼

・PRESSo pique (ピケ)
PRESSoのコンセプトのまま、汚れや水に強いドイツ製のタフレザーを使用しています。
PRESSoが気になるけど、雨とか汚れとか気にせず気軽に扱いたいという人にはおススメです。

・カードポケット：3つ（1ポケット2枚）
・お札ポケット：1つ（お札約4枚）
・小銭ポケット：1つ（小銭6枚）

・drip CHIP 最小の小銭入れ
PRESSo同様、熟成レザーを使用した小銭入れです。PRESSoの弱点である小銭入れとして運用するもよし。制作者の平岡さんや堀口さんらは、SDカードサイズの小物入れとしても使用しているようです。CHIPに何を入れるかは人によって変わりそうですね。

・サイズ：約4.5㎝×約4.5㎝
・100円玉：最大10枚
・500円玉：最大8枚

【補足】

その他のコンパクトな財布もご紹介します。

・手ぶら財布（ミニマリストしぶ）
ミニマリストしぶさんが手掛けた財布。しぶさん考案だけに、キャッシュ時代にあわせた必要最小限の仕様。PRSSoとは違い、鍵付きのポケットが備え付けなのもおもしろいですね。

・カード3枚
・お札5枚
・専用鍵入れ一つ

・SECRID コンパクト財布。
pressoと同じくカードサイズ。特徴はなんと言っても、カードを取り出す際のギミックが面白く、他の財布と差別化出来ます。スキミング防止にも対応しています。僕も以前使用していましたので、ご参考に。

・カード：約4~8枚
・マネークリップ：約3~5枚
・小銭：10枚

・abrAsus アブラサス　薄い財布
グッドデザイン賞を受賞したアブラサスの財布。薄さが特徴的で、ポケットに入れても厚みを感じにくく、シルエットも崩れにくいです。お札も折らずに収納でき、小銭も15枚程度入ります。presso Lと同じく、収納力とコンパクトさの観点から、万人におススメできる財布です。ご参考に。

・カード：約5枚
・お札：約10枚～
・小銭：約15枚

・abrAsus アブラサス　小さい財布
アブラサスの中でも、コンパクトさを重視するなら、カードサイズの”小さい財布”もあります。お札もおらずに収納出来ます。ご参考に。

・カード：約5枚
・お札：約5枚
・小銭：約10枚

財布のサイズは、カードや小銭入れとトレードオフの関係です。

何を重要視するか次第で、付き合う財布も変わりそうですね。