【初心者】キャピタルゲインとインカムゲイン、どっちを狙う?

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どうも。

投資信託でお金を増やす方法には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。

キャピタルゲインは、”値上がり益”のことを指します。

投資界隈でいえば、購入時の基準価格より、売却時の価格が値上がりしていれば、その差額が利益として受け取れます。一言で言えば、”売買差益”です。

一方、インカムゲインは、投資界隈で言えば、企業の決算月に投資家に配られる”配当金”を指します。

配当金は、銘柄を保有しているだけで、投資額に応じたお金が定期的に投資家へ配られますので、夢の不労所得を得ることが出来ます。

結論、キャピタルゲインとインカムゲイン、どちらも魅力的ですが、自分の投資額で立てた、現実的な投資目標によって、キャピタルゲイン・インカムゲイン、どちらに比重を置くかを決めるといいです。

投資目標から考えるポイント2つ紹介します。

●キャピタルゲインで資産拡大を狙う
●インカムゲインで不労所得を狙う

以下、解説していきます。

キャピタルゲインで資産拡大を狙う

複数銘柄に投資する投資信託で資産拡大を狙うには、個別銘柄に投資する株式投資と違って、長期保有が前提条件となりますので、15年以上先に必要な老後資金を運用するなどの投資目標と相性が良いです。

投資信託の値段は基準価格と呼ばれ、購入時より、うまく基準価格が上がれば利益となりますが、反対に購入時より下がれば損益になります。

そのため、キャピタルゲインを狙うには、今後基準価格が下がっていくような、衰退が予想される銘柄に投資しては、本末転倒です。

全世界株式や米国株式のS&P500といった、今後も長期の成長がある程度見込めるであろう銘柄を選んでいくことが最重要となりますので、情報収集が必要です。

インカムゲインで不労所得を狙う

”高配当株”や”ETF(上場投資信託)”などの銘柄を保有しているだけで、保有額に応じた配当金をもらうことが出来ます。

配当金がもらえる銘柄の場合は、株式投資と違って日々の値動きがマイルドになる傾向にあるので、値下がりのリスクを抑えることが出来ます。なにより不労所得としての配当金が醍醐味とも言えます。

ただ、配当金を受け取る度に、税金が徴収されてしまうので、配当金が無い銘柄に比べると資産拡大には不利と言えます。

そして、最近は、配当金生活を夢見て、FIREしたい!という意見も目にしますが、月間10万円以上の生活費を配当金ですべて賄おうと思うと、保有資産の利回り3%でも数千万円の資金が必要になりますから、一般的な低~中所得者にとっては、高すぎる壁と言えます。

つまり、生活費分の配当金を受け取ろうと思うと、数千万円という、まとまったお金が必要ということです。

自分の毎月の投資額から計算して、将来、どの程度の配当金がもらえるのか計算してみるのが良いです。

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まとめ

キャピタルゲインとインカムゲイン、どちらも魅力的ですが、各投資手法や銘柄によって、”配当金の有無”や”値上がりのしやすさ”といった特徴も異なりますから、自分の投資額で立てた、現実的な投資目標によって、キャピタルゲイン・インカムゲインのどちらに比重を置くかを決めるといいです。

個人的には、月々数万円程度の入金力であれば、長期で見ても、まとまった配当金は得られにくいですから、値上がり益を狙って運用していくことをおススメします。

【補足】

長期の資産形成において、運用手数料もバカにできませんので、投資信託の購入は、手数料が安いネット証券会社がおススメです。下記記事で解説しています。

これから投資を始める方は、非課税制度のつみたてNISAを利用しで投資信託から購入することをおススメします。以下記事にて解説しています。

おススメの証券会社は、業界最大手のSBI証券や楽天証券です。手数料が安く、つみたてNISAでクレジットカード積立も出来ます。僕も両方利用していますので、下記リンクを載せておきます。ご参考に。

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